脱力わらい

なんかいらつく。いらついてしまうと、ついついそれが仕草や目つきに現れてしまうので困る。

わたしはとても率直なのだ。

といっても世間の人々は、たとえそれが率直さに起因するものであったとしても、わたしにいらつきを見せつけられるのを好まない。それはもっともなことだと思う。わたしだって他人のいらつきを見せつけられるのなんてまっびらだ。そんなものを率直に押し付けられてはかなわない。

ということで、なんとかいらつきを体現せずに人と接することのできるレベルになるまで、自席を離れ別室で自主隔離をしている。サボっていると言えばサボっている。

でこの文章を書いている。いや書いている、というか画面を指でなぞっている。だが悲しいかな、なぞりながら作る文章はなんか調子がよろしくない。いまいちうまくない。いや、別にいつもうまくもないけどな。

あーうまくも書けない上、腹まで減ってきた。

うまくかけない。

はらがへった。

いらつく。

こうして自分の心もちを文字にしてあらためて画面上で眺めてみると、なんとも平和であさはかで。

脱力わらい。あはは。