2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

そういうわたしくしくしく

季節の変わり目は眠いし肩がこるし首だって鬱血して気持ち悪くてたまらない。胃の調子も悪いし足も冷える。だからお休みの日の昼下がり少しでも時間があれば隙あらばとにかくお昼寝しようとするのだけれどなかなかそうもいかなくて切ない。恋愛系日記の人々…

小さな範囲

木の実は一年置き。だから今年は玄関先のもちの木にもあんまり実がついていない。百舌にはお気の毒様。平日の朝は忙しくてそんなこと気づきもしないんだけれど今日は平和な日曜日。出かける予定もすっかりちゃらにして、眠たくて眠たくて昨日出したばかりの…

パレード

まるでハーメルンの笛吹男のあとについていってしまった子供のように、あの子はカールした金色の髪を持つ若く精悍な鹿男に手をひかれ、パレードの喧騒の中へするりと入り込む。異形の仮装に身をやつしたもの、きらびやかに着飾り厚化粧を施した西欧人東洋人…

枯野をかけめぐる

愛してるだなんてしゃらんと絹のように言い放つ厚顔無恥にそっと手を合わせ静かに立ち去る弥勒菩薩のごとき涼しげな顔にそっと打ち水。秋。 何もかも思い通りなのに、ねぇなにが一体気に入らないの?カウンター越しに向かい合ったバーテンダーがシェーカーの…

鱗粉

たとえばつるんとした茹で卵のようなこの世界に何とか引っかかりたくて爪をたて幾筋もの引っかき傷を残そうとしたらしき蛾の鱗粉。

だいたい

格別情緒もない雨がしつこく降り続くこんな土曜日にもそろそろ飽きてきた午後5時過ぎ、生ぬるく気の抜けたインスタントコーヒーの海で膿んだ脳細胞があっぷあっぷと溺れ死んでゆくのだけれどそれを傍観している自分を傍観している自分を傍観している自分を…

それでは皆様お幸せに

借り入れ少ない方がいい、眼鏡を取ったほうがいい、髪をほどいたほうがいい。なんとはなしの居心地悪さを感じてしまうのは多分このCMがあまりにも男目線の願望、というより、かなりの度合いで妄想に傾いたものを骨組みにつくられているから。というわたくし…

しんちゃん

クレヨンしんちゃんのあっぱれ戦国大合戦はクレヨンしんちゃんの中でも一番好きな映画なんだけど最後に悲しくなってしまうから終わりのところはあんまり見ないようにしようかなって思うんだけど結局最後まで見ちゃう。人が死んでいく時も空はやっぱり綺麗な…