たとえばこんな冬の夕暮れにオレンジ色めく図書館の明かりが館内をいかにも不思議な世界に見せているのだと思い当たり、暮れはじめた往魔の駐車場をそっと眺めたり。行儀のいい犬のように飼い主が戻ってくるのを静かに伏せて待つ幾台もの車の影すら現実離れ…

水曜日に買ったばかりのドラゴンボールＺバトル体感かめはめ波おめぇとフュージョンの調子が悪くてちょっとむかっ。

先の尖っていないまあるい雨がしょぼしょぼ降る薄暗い休日の朝は少しだけ許された蛙みたいな気がしてほっとする。屋根をうつ雨音がちょうど精神安定剤みたいって父が昔そう言ってたって、いつか母がそう言ってた。もう少しこのままゆっくりしたいなって思い…

新たな年はものすごいスタートダッシュで駆け出して、あまりの慌しさにレンタルのドラゴンボールＺ２本をカウンター越しのいやにしょぼくれたおじさん店員に差し出した時には既に期限を２日も過ぎ、「延滞料金８００円になります」とこともなげに通告され軽…

悪の暗黒ガス星雲からやってきたアメーバー状生命体みたいなどうしようもないもやもやとした心配事がようやく晴れ始めてきたんだけれど、どっちにしたってそんな心配事はわたしが自分で作り出していただけで、解決するのは栗を剥くより簡単な事だって、それ…